仕事の内容を見てみよう
「水のある暮らし」のために、
どんな仕事をするのでしょう?
その一部をご紹介します。
上下水道施設管理の仕事は、上水と下水があります。上水の仕事は、ダムや地下水、川から汲み取った水を、最終的に蛇口から出てくるまでにきれいにすることです。人々が安全に飲める水を作っています。
下水の仕事は、家庭や工場などで使用した水を再び川に戻すまで安全できれいな水にすることです。施設の各工程で試料をサンプリングして水質分析し、水処理施設の運用・調整等を行っています。
(写真上)水処理棟では、反応タンク内の汚泥濃度を毎日数回に分けて測定します。その他、溶存酸素濃度・簡易窒素・活性汚泥沈降なども測定します
(写真下)理化学試験室では水質分析を行っています
下水処理場で処理された水から処理に使用した微生物と水を分離します。作業は、汚泥処理施設の汚泥脱水機にて行います。
(写真)脱水機運転などの施設のオペレーションや、脱水機器の点検を行います
下水道施設には、送風機設備、ポンプ設備、消毒設備、撹拌設備、自家発設備等、多種多様の機器や電気設備が配備されています。施設によっては面積が東京ドーム3個分もあるところもあり、巨大な地下迷路のようです。どこに何があって何をするかを1年がかりで覚えるほどです。
(写真)最終沈殿池の汚泥引抜バルブの動作や電流などの巡視点検は、巨大な水処理場の地下管廊を日常的に巡回しながら行います。
管理棟中央操作室では、モニターを見ながら各機器が正常に運転しているか、異常はないかを監視しています。
私たちは、機械・電気・土木・水質と幅広い業務を行うために、日頃からあらゆる点検を行っています。その結果を分析して整理し、円滑かつ安全に業務を進められるよう維持管理計画を立てたり、お客様に提案も行います。また、お客様のニーズに応えるために、常に新しいことにも挑戦しています。
簡単な修繕からメーカーに依頼する修繕まで対応しています。
お客様のニーズに応えるためにも、常に新しいことにも挑戦しています。
各所員の適材適所を見据え、個人の能力アップと事業所全体のスキルアップも進めています。
先輩による親切丁寧な指導で一人ひとりがプロの技術者になっていきます。
映像で見る施設維持管理の仕事
TOKYO MX「企業魂」