未来の工場

働く人のモチベーションを上げる工場の実現のために、生産技術部門ではさまざまな構想を練っています。
若手社員の思い描く工場の未来像には、それぞれの思いやアイデアが詰まっています。

FUTURE

未来の工場は私がつくる。

生産統括本部 生産技術部
生産技術課

佐藤佑樹

Yuki Sato

熟練度を点数化してモチベーションUP

現場で働く人が付加価値のある作業に専念できるようにするためにも、生産工程の進捗状況によって、人が指示しなくても、無人搬送車(AGV)が自動で部品や工具を運んでくるような工場になるといいと思います。また、自分の動作がどれだけ熟練者に近かったかをカラオケやゴルフのスイングを採点する機械のように、点数が出て、アドバイスがもらえると自分の熟練度が見える化でき、モチベーションUPにもつながると思います。

生産統括本部 生産技術部
ものづくり技術課

小笠原明香

Sayaka Ogasawara

体を酷使する作業はロボットが代行

目を酷使する作業などはロボットが、職人技のように人の手でしかできないことは人が行う、「機械と人が協力する工場」をつくりたいです。工場勤務の友人が、配電盤の傷のチェックを目視で行うため、遅くまで残業したという話を聞きました。機械化で作業者の負担を軽減できることはまだまだあるのではないかと感じています。そのため私たちは、新しい技術に敏感になって、一見関係ないことでも活用できないかを検討していきたいと思います。

生産統括本部 生産技術部
ものづくり技術課

松田滉平

Kohei Matsuda

異常を事前に検知し対処するシステム

生産現場で働く人は、目標をどれだけ達成できたかがモチベーションにつながると思います。不具合を回避してスムーズに作業を行えるようにすることで、やりがいを感じてもらえるようにしたいです。過去のデータベースをうまく活用し、生産ラインが停止する前に、異常の予兆を検知できて、それを生産技術部門と調達部門とも連携し、早めに部品交換などの対策が取れれば、常に最大値の生産能力を発揮できる理想の工場になれると思います。

省力化への動きを加速させています

沼津事業所で試験運転中の無人搬送車(AGV)。行き先をセットすれば、構内の交通ルールに従い自動で目的地まで人やモノを運びます