無人搬送車の展示場があるで!

物流搬送システムユニットでは、無人搬送車(AGV)や産業車両用電装品を生産しています。
無人搬送車の展示スペース「AGVファクトリー」を開設するなど、
お客さま視点に立った新たな生産性の向上にも力を注いでいます。

EPISODE

見て、触れる!無人搬送車の展示場

1984年頃から台車形無人搬送車を開発、製品化を進めてきた明電グループ。現在、半導体、薬品、食品、物流倉庫などさまざまな製造業、物流業のお客さまに無人搬送車を納入しています。
2019年9月、名古屋事業所内に開設した無人搬送車の展示スペース「AGVファクトリー」では、実際の無人搬送機の動きを間近で見て、自分で操作してみることもできます。導入を検討されているお客さまには、具体的な運用方法などのイメージが持て、さらに、お客さまが持ち込まれた条件での試験も可能です。そのほか、機械加工工場の部品搬送を模擬した実演なども行っています。

人と同じ空間で作業できるRocoMo-V

生産性向上プロジェクトが進行中!

無人搬送車「RocoMo-V」には、人と同じ空間で作業ができる協働ロボットが搭載され、移動とハンドリングを1台で行うことができます。さらに、小型サイズ全方位走行により、狭い場所や複雑な現場レイアウトにも対応が可能です。無人搬送車の可能性を大きく広げる製品です。

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生産性向上プロジェクトが進行中!

名古屋工場 物流搬送システムユニットのメンバー

現在、次の4つ活動方針のもと、「生産性向上プロジェクト」を進行中です。

  • 1.ヒトとモノの動きのムダを省き、作業し続けられる環境整備
  • 2.標準作業化、ムダ・ムラ・ムリの抽出と改善
  • 3.工程進捗が見え、わかり、すぐ判断できるしくみづくり
  • 4.不良の発生・流出の抑制

それにより、組立工程とヒト・モノの動線が改善され、小型無人搬送車の組立工数を35%削減、大型無人搬送車の組立工数を26%削減できました。また、検査工程の一部を組立工程に組み込むことで、重複作業や手戻りを削減し、検査工数も約30%削減しています。品質意識の向上にもつながり、「やればできる!」と関係者のモチベーションも高くなっています。

社員が自信と誇りを持って働ける職場に

産業車両用電装品の生産ラインでは、各工程の動画撮影と分析により作業を見える化することで、問題点・課題の抽出と改善を行っています。今後は、対象機種の拡大と熟練者の作業を分析し、その手順を標準化することで、どの作業者も同じ時間で組立・検査作業ができることを目指しています。
目標は、人と社会に役立ち、安全・安心な特長製品と価値をタイムリーに提供し続けること。さらに、安定して利益を出せる組織、社員が自信と誇りを持って働ける職場を目指しています。
メンバーが同じ目標に向かって部門横断で取り組むことで、全員が達成感を感じながら成長していければと考えます。

産業車両用電装品の生産ライン(上)と無人搬送車の組み立て