10年後主力となる製品・ビジネスを創出!

明電舎 中部支社では、「10年後に明電舎の主力となる製品・ビジネスを創出する」ことを目標に、
若手社員によるワーキンググループを発足。
枠にとらわれずに時代をとらえ、自由な発想で、明電舎ならではの新たな何かを生み出そうと躍動中です。

EPISODE

明電舎ならではの新しい価値を追求

2018年に発足した若手ワーキンググループ。発足当時のメンバーは全員20代で、「世の中の需要を鑑みる」「新たな市場を創出する」観点から、営業主体で新製品(ビジネス)起案を行おうと、自由な発想で議論を重ねてきました。
2022年6月からは、沼津事業所の研究開発本部メンバーとの共同ワークもスタートし、2グループに分かれての活動を開始。一つは「スマート農業」。10年後の食料自給率の低下、農業人口の減少などの課題を想定し、農家での実地調査を行いました。また、無人搬送車による巡視点検や、備蓄電源による停電時の設備維持など、明電舎ならではのサービスの検討を行いました。もう一つは、「無人コンビニ」。他企業との差別化を図るために、無人搬送車を活用した品出し、発注の自動化による完全無人化や、ドローンによる宅配など、まだ世の中にないサービスは何か、検討を重ねました。お客さまにとっての喜びにもつながるよう、「スマート農業」グループの作った野菜を無人コンビニで売るなど、枠にとらわれずに、明電舎だからこそできる新たな価値を追求しました。
形にとらわれず新製品(ビジネス)起案の検討を続けているため、上記2つのテーマは少し形を変えておりますが、現在も明電舎ならではのサービスを提供できるよう活動を進行中です。
これからの明電舎にぜひご期待ください!

農家を訪ね、農業の実態や課題を調査

若手ワーキンググループリーダーより

さまざまな部署から若手が集まっているため、自由闊達な発言が飛び交い、コミュニケーションの場にもつながっています。日頃の営業業務にも役立っています!

望月専務が語る、これからの名古屋

競争力のあるものづくりの起点に!

明電舎 専務執行役員
名古屋地区担当役員

望月達樹

Tatsuki Mochizuki

名古屋事業所には苦しい時代もありましたが、ここ数年でEVユニットやセラミック膜製造が立ち上がり、再び脚光を浴びるようになってきました。社員の意識も変化し、責任感も強くなってきたように感じられます。
EV 事業の成功には、量産技術を突き詰めることが求められますが、当社には知見の蓄積や経験人財が限られていました。ここにきて、キャリア採用者と一緒に進める名古屋の新たな歴史がスタートしたと言えるでしょう。負荷の変動に応じた人員体制など課題も多いですが、周囲には自動車関連メーカーやサプライヤーも多く、恵まれた立地にあります。自動化ラインの成功に必須となる5Sも根付きつつあり、活性化の土壌が整ってきました。EV 事業におけるマザー工場として、名古屋がリードしていくという気概が感じられつつあります。
生産改革プロジェクトのテーマ「期待を超えろ」を合言葉に、名古屋を起点とした競争力のあるものづくりが、明電グループの文化になることを期待しています。