私自身の就職活動のテーマの中に、「社会情勢に強い業界、企業」があり、会社説明会でこの業界について知りました。明電エンジニアリングには、不具合発生時に迅速な設備復旧を行う技術力や、電気設備のメンテナンスで培った提案力があり、「災害対策」や「人口減少」などの日本社会のニーズに応えられると感じ、入社を志望しました。特に、金額的にも大きな商材を扱う「営業職としてのやりがい」や、災害が発生した際に、いち早く復旧しなければならない重要設備の安定運用を担うという「社会への貢献度の高さ」が入社の決め手となりました。
私は現在、官公庁の営業を担当しています。主な業務内容は、設備の点検・工事・緊急工事などの見積作成から入札業務と、入札後のフォロー活動です。明電グループが扱う多くの設備は、私たちの生活を支える重要な設備です。非常時にその設備が動かなければ、二次災害につながるようなものもあります。そういった設備の安定運用を担っているということで、強い使命感と社会的な役割を実感しています。普段不自由なく生活できている裏で、私たちが手がけた多くの設備が稼働しています。陰ながら日本社会を支えているのだと感じることができます。
世界共通目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が謳われ、各業界で様々な取り組みが行われています。明電グループも未来に向けて様々な取り組みを行っており、設備の保守・メンテナンスの観点からこれらの目標の一助になれると確信しています。私は以前、太陽光発電設備と電力貯蔵設備の営業担当を行っていました。設備が安定稼働しているのを見ると、普段のメンテナンスを通じて社会貢献ができているという実感がありました。現場には「どのくらいCO2を削減したか」が表示されるモニタがあったため、より間近で感じることができました。
官公庁の営業となって間もないため、まずは担当するお客様についての理解を深めるべく、業務内容・流れについてしっかり学ぶよう心がけています。将来的にはこの部署のエースになることが目標です。また入社以来、公共事業の担当をしてきたので、民需関係の仕事にもチャレンジしていきたいと思います。SDGsなど社会の変化によって環境配慮型の設備が生まれるなど、製品も変化しています。そうした変化に常に対応し続け、お客様が安心してお使いいただけるよう明電エンジニアリングとしての使命を果たしていきたいと思っています。