エンジニアリング業務を知ったきっかけは、「発展途上国で日本製の電気設備を使用しているが、メンテナンスができるスタッフが現地にいないため、数年で使えなくなり困っている」というニュースを見たことがきっかけでした。私たちにとって当たり前にある電気が、当たり前ではなく、設備に携わる技術者の努力によって作られているということを知り、「当たり前を届ける役割を担いたい」と思いエンジニアリング業務に興味を持ちました。また、明電グループはただ製品を納めるだけではなく、明電エンジニアリングという保守サービス会社を持ち、設備のライフサイクルエンジニアリングを行うことで、設備の納入後のケアも行っているという点に魅力を感じ入社を決めました。
-
受変電設備の安定運用を
主な業務は、受変電設備の安定運用を目的とした点検です。受変電設備の点検には多くの場合、お客様設備の停電が必要となります。点検を行う受変電設備の多くは、大型商業ビルや工場などで、停電に伴う影響範囲が大きく、点検計画書の作成、お客様・協力会社様との調整、受変電設備の点検が業務内容となります。現在の生活には、電気はあって当たり前の存在になっていますが、逆に考えれば電気がなければ、生活も仕事も成り立ちません。その当たり前を支えているのがメンテナンスであり、お客様に当たり前を提供することが私たちの使命です。
目的とした
点検業務に携わる
-
大規模商業施設での
100人体制の点検を予定していた日に大型台風の影響で交通網に影響が出たため、急遽予定の半分程度の人数で行うことになったことがありました。点検対象が大規模商業施設ということもあり、別日での調整ができない状況で、お客様と再三にわたり協議し、点検の必須項目のみを抽出。点検規模を縮小はしたものの、何とか点検を行うことができました。点検を終えたときに、お客様から「ここまでこちらに寄り添ってくれるのは明電さんぐらいだよ。ありがとう」とお褒めの言葉をいただいたことが強く印象に残っており、今も仕事のモチベーションになっています。
100人体制の点検を担当
-
お客様目線で時代に沿った
メンテナンスを
していきたい - 明電エンジニアリングの最大の強みは、「お客様に寄り添った点検や提案活動」です。昔から諸先輩方がそうした活動を行っていたこともあり、普段の業務の中でもお客様からの信頼は厚いものだと感じています。だからこそ、お客様に届けることのできる「安心」は、明電エンジニアリングの強みだと思います。時代の変化に伴い、当社を取り巻く環境もお客様の要望も変わっていきます。その中でも変わらない「安心」をお届けできるように、お客様目線に立って、常に時代に沿ったメンテナンス活動をしていきたいと思います。
-
変化の激しい時代の中にあって、電気は変わらず多くの皆様に必要とされています。
電気が当たり前に使えるように、電気の安定供給に向けて一緒に頑張りましょう。