当社を取り巻く社会環境は急激に変化しています。ESG(Environment：環境、Social：社会、Governance：企業統治）投資の拡大、製品を製造して販売する『モノ売り』から、製品にIoTやAIを活用して付加価値の高いサービスを提供する『コト売り』へのシフト、新型コロナウイルス感染拡大による社会・生活様式の変容と価値観の変化に加え、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進により、データや最新のデジタル技術を駆使して企業のビジネスモデル変革が急速に進んでおります。
このような急激な環境変化を踏まえ、2030年の当社のありたい姿・ビジョンとして『機能・製品を作るのではなく、新しいビジネスを創る会社へ変革しお客様と共に豊かな社会に貢献する』を掲げ、2021年から始まる『中期経営計画2024』を策定しました。

当社は1978年の設立以来、明電舎のもとで培ったソリューション力を通じて、既存事業分野では『深化』（新しい価値創出による競争力強化）、新規事業分野では『探索』（新ビジネスの創出）の推進、人財面では『知力』だけでなく『智力』を強化するため、『DX人財教育体系の構築』により、DXを強力に推進し、イノベーションを加速してまいります。
その上で、より豊かで住みよい未来社会の実現に貢献するため、新しい技術と価値の創造にチャレンジし続けます。そして、全てのお客様に最適なソリューションをご提供することで、お客様に安心や喜びをもたらすソリューション企業を目指して努力を続けてまいります。

代表取締役 取締役社長　吉野 康裕