ICT

AQUA SMART CLOUD
水道事業者向けサービス(ICT)

アクアスマートクラウドは、SaaS型(※)の上下水道事業者向けクラウドサービスです。
これまで当社が提供してきた監視制御技術や遠隔監視サービスに加え、システム運用や維持管理の受託、さらには、水道事業包括業務委託で培ってきたノウハウをもとに、お客様の水道事業を効率化します。
※SaaS(サース、Software as a Service):インターネット経由でソフトウェアを利用する形態

特長

いつでもどこからでもアクセス、現場管理の負担を軽減
  • 監視装置やサーバなどのハードウェアを持たないため、初期導入費用を軽減できます。
  • 監視端末は、多種多様なデバイスに対応しています。
  • 現場通信端末との接続には、環境に適した通信を選択できます。
  • 高い信頼性のデータセンターでお客様のデータを守ります。
  • 当社でサーバの管理およびサービス運営を行いますので、システムのメンテナンスを意識せずとも継続して使用できます。
  • 日本全国で多くのお客様にご利用頂いており、安定したクラウドサービスを提供しています。

サービスメニュー

広域監視を中心に、映像監視、需要予測、設備管理、管路管理、アセットマネジメント、事業運営までの各種サービスをご提供します。
自由に組み合わせて、用途に合った使いやすいシステムを構成できます。

広域監視サービス

視認性・操作性に優れた監視画面で広域施設を統合監視できます。

ポータル(業務共有)

各サービスの玄関口となるポータル画面でコミュニケーション機能を提供します。
SNSは緊急時の情報共有としても有効です。

映像監視サービス

視覚的な監視により、施設の状況が一目で分かります。

需要予測サービス(水道事業向け)

配水池ごとの需要供給バランスを可視化することで、水の安定供給を支援します。

設備管理サービス

設備情報・点検結果・関連文書を一元管理することで、維持管理の質を高めます。

管路管理サービス

地図上で監視情報とともに管路情報を確認できます。

アセットマネジメントサービス(水道事業向け)

中長期的な視点で運営状況を可視化し、計画的な投資・更新計画をサポートします。

事業運営サービス(水道事業向け)

業務データや帳票データをクラウドに集約し、「水道事業年報」、「水道統計データ」、「水道事業ガイドライン(PI)」の作成業務を効率化します。

システム構成

計測データは、現場通信端末を経由してデータセンターに収集されます。
お客様は、インターネットに接続しているPC・タブレット・スマートフォンからデータセンターへアクセスすることで、計測データを参照するなどのクラウドサービスを利用できます。
データセンターは、自社開発のクラウド基盤により、セキュリティ対策を強化しています。

現場通信端末

現場通信端末は1台からでもシステム構築が可能です。後から段階的に増設していくことができます。

B5サイズのコンパクトな筐体に、CPU、メモリ、携帯電話通信モジュール、端子台やさまざまなローカル機器とのI/Oインタフェース、バッテリなどを内蔵

活用例

広域監視サービスと映像監視サービス連携

流入量減少や水位低下の警報が上がったときに、取水口のスクリーンに目詰まりが無いかをその場から映像で確認することで、迅速な対応ができます。
また、濁度異常の警報が上がったときに、着水井の濁りを映像で視覚的に確認することで、水質の劣化を抑えるための対策をとることが可能となり、維持管理の質を向上できます。

設備管理サービスによる点検

従来の紙を使用した点検では、点検用紙、過去の点検結果、カメラ、マニュアル等を携行することが必要でした。設備管理サービスの点検支援機能では、現場で過去の点検結果やマニュアルをタブレット(スマートフォン)で簡単に確認することができますので、点検業務の効率化につながります。
また、異常があった場合は、下図のように撮影した写真に異常箇所を示すことで容易に現場の状況を共有することができ、迅速な対応につながります。

この製品に関するお問い合わせ