車輪をエア駆動シリンダで前後方向より挟む方式で、ローラと駆動輪間のセンタリングを行います。またシリンダ先端を回転する事で車両姿勢の修正を行います。

ローラに実路面を模写したパッドを装着することで実路に近い形状、摩擦係数にする事が可能です。また、ローレット加工にも対応します。

車速に追従させた冷却風を車両に与えます。定格、形状共にお客様のご要望に合わせ製作します。試験室の配置に合わせ電動移動化も可能です。

運転中のタイヤ面の過熱とそれによるバーストを防ぎます。車両冷却ファンと同様に車速追従と固定風量運転の両方が可能です。

日本、米国EPA、欧州各地区法規に対応します。

高温、低温、高湿度、低圧、降雨降雪など、世界のあらゆる環境条件を再現します。

低騒音液冷式の動力計を採用することで簡易無響室での騒音試験、ロードノイズ試験に対応します。

工場出荷前の完成車両抜き取り試験に対応します。

高容量、高負荷な定格を有し全開負荷性能試験もカバーします。

10万マイル走行時の触媒劣化評価等の耐久試験に対応します。

あらゆる４WD完成車両の排ガス性能、騒音性能、環境試験に適合します。

JASO規格の電気慣性評価用駆動力1次回帰法により電気慣性制御の高信頼性を実現。

軸受けの機械損失をロードセルで検出し、軸重変化による軸受け損失補償が可能です。また、振動抵抗が少ないフレーム油圧方式を採用し高トルク検出精度を実現。

高精度で再現性の良い負荷により排ガス燃費評価上、差のない運転を提供します。

４輪駆動車、ハイブリッド車、EV車等の試験車種、用途に合わせ最適なシステム構成をセレクトできます。