国内外40社の決算業務を担う醍醐味。
大きく分けて主に2つの業務を担当しています。1つ目は決算業務、2つ目は役員会議用資料の作成です。明電舎には関係会社が国内外合わせて40社あり、各々の会社の決算を取りまとめて連結財務諸表を作成する必要があります。特に海外子会社の中には採用している会計基準が日本と異なる会社もあるため注意が必要です。 さらに、言葉や文化の違いもあるため、「どのように説明したら伝わるか?」を常に念頭に置きコミュニケーションを取っています。また、毎月行われる役員会議の説明資料に決算のトピックスを記載しています。経営層にポイントを押さえて情報提供する必要があるため、常に会社の経営状況や会計情報にアンテナを張っておく必要があります。 そして、決算情報を様々な切り口で分析しています。例えば、会社の「利益」を一つとっても、「利益率はどれくらいか」「前年と比べてどのように推移しているのか」「設備投資がどれだけ利益に貢献しているのか」など。こうした仕事を通して、自分でいろいろと調べていくうちに、経理ならではの視点を身に付けられることに醍醐味を感じます。 また、トピックスや資料が経営層の経営判断の一助となっている点にはやりがいを感じています。
情報を適時的確に発信し、
経営・事業をサポート。
私が経理業務において心がけているのは、経営層が知りたい情報・知っておくべき情報を的確に発信することです。また、決算について質問を受けた場合タイムリーに回答する必要もありますので、明電舎の経営状況だけでなく、他社の事例や会計基準の変更点等も頭に入ってなければいけません。
今は知識が足りない分野もあるので日々勉強しているところです。
また、誠実であることも大切にしています。お金を扱う経理の仕事は信用が第一です。社内の方から経費関連などで問い合わせを受ける事も頻繁にあり、どんなに細かい内容でも真摯に対応するようにしています。加えて「分かり易く伝える」努力もしています。
例えば、お金の動きを具体的に並べて書くなど、相手がぱっとみて分かるような資料を作成するようにしているのもその一例です。日々の小さな業務にも誠実に取り組むことで信用を築き、経営層はもちろん、社員の皆さんが自身の業務を効率的、効果的に遂行できるようサポートしていきたいと考えています。