リペア部門回転機リペアの工程
巻線形誘導電動機のオーバーホール工程を工場搬入から、出荷試験まで 紹介します。 事故で搬入された場合 分解・調査の段階で故障原因を追究し、再発防止への提案をお客様へ行っています。 確かな品質基準に基づき作業を進め、信頼される品質の作り込みを行っています。
01 工場搬入
02 分解調査 (受入検査)
搬入後 受入検査を行います。その後 分解へ。分解工程ごとに 搬入機の状況を確認しオーバーホール作業を進めていきます。
03 コイル抜取・巻替(コイルを新規に巻替える場合)
03 コイル洗浄・整備 (コイルを流用する場合)
04 部品 補修・整備
分解後 部品ごとに整備して 再塗装や修正加工を行います。
ブラケット(素地調整・再塗装)
軸受箱(整備・修正加工)
スリップリング(削正_旋盤加工)
05 部品交換
消耗品や傷んだ部品を新しい部品に交換します。
口出し線交換
部品交換
吸音材(サイレンサ部)張替
06 組立・調整
整備を行った部品を組み上げます。
回転子バランス調整
回転子挿入
ベアリング取付
ブラケット取付
集電装置取付
組立完了
07 試験
出荷前に電動機を運転して 各種試験を行います。
試験中の電動機
特性試験
振動測定
絶縁診断測定(高圧機のみ実施): 直流吸収試験・交流電流試験・誘電正接試験・部分放電試験
08 出荷整備
出荷前に全体塗装を行います。
完成塗装(吹付塗装)
09 出荷
完成