明電グループでは「人」こそが企業を支える重要な基盤と位置づけ、多様な属性、感性、能力、価値観、経験などを持った個性豊かな「個」が、安心して働くことができ、誰もが力を発揮して、成長できる仕組みや環境づくりに力を注いでいます。人財育成&ダイバーシティ推進プロジェクトを立ち上げ、各階層に向けたダイバーシティ教育、キャリア形成できる人事処遇制度や評価制度の見直しなど、具体的な取り組みも様々に実施しています。
Topics
トピックス
人財育成&ダイバーシティ
推進プロジェクト
笹本 紋子
Topics01
様々な従業員の意見に耳を傾ける施策を実施
2020年度以降、継続して現場の課題について従業員同士で意見交換するための様々な機会を設けました。性別関係なく、若手社員からベテランまで幅広い世代の従業員が参加するダイバーシティ意見交換会や女性用作業服の導入といった製造現場や工場現場などで働く女性社員(建設小町)の労働環境を整える活動についても意見交換が行われました。今後も従業員の意見に耳を傾けながら、明電舎らしさと個性を活かす施策を実施していきます。
MEIDEN AMERICA, INC
人事
Olivia Thompson
Topics02
海外現地法人で働く人の声
異なるバックグラウンド、価値観などをもつ方々と意見交換を行い、新しい気づきや考え方を学ぶため、海外グループ会社の現地スタッフと日本国内の推進チームとで、文化の違いやダイバーシティ&インクルージョンに関する意見交換を行いました。今後も継続的に明電グループ内での議論の場を持つことで、多様性を活かす風土醸成や人財育成を推進していきます。
明電舎の取組み
明電舎は女性活躍の推進が評価され、厚生労働大臣が認定する「えるぼし」認定において、2017年11月に重電機業界初となる最高位である3段階目の認定を取得しました。
また、2021年3月には厚生労働大臣より「くるみん」及びくるみん認定企業のうち、より高い水準の取組みを行った企業として、優良な子育てサポート企業に与えられる「プラチナくるみん」の認定を取得しました。
今後も女性活躍推進法の趣旨に沿った行動計画を策定し、男性の育休取得推進、女性技術系社員の積極的な採用・育成を施策として進めていきます。
知的障がい者の働く場の創出に向け、特例子会社(明電ユニバーサルサービス(株))を設立し、以降、各地の製造拠点への支店展開等の拡大・拡充を進めて雇用の拡大を図っています。明電ユニバーサルサービス(株)は、2015年に、長年にわたる障がい者の雇用及び職業自立への寄与が認められ「群馬県障害者雇用優良事業所」として群馬県知事表彰を受けました。
明電舎としても障がい者の雇用を進めています。2021年度以降も誰もが活躍できる職場の拡大を目指し、全社での採用活動を推進していきます。
明電グループは、ダイバーシティ推進の一環として、国籍に関係ない採用を進めており、外国籍社員も入社後は、営業、開発・設計など様々な分野で活躍しています。また、日本での生活・業務に早く慣れるように様々な支援を行うとともに、個別に育成担当者を選任して一人ひとりに応じた業務スキルの向上を図るなど、各種支援を実施しています。
働きやすい職場環境の整備
2017年度から一部の事業所に礼拝スペースを設け、様々な文化的背景を持つ従業員が働きやすい職場環境の整備に努めています。
~年間総実労働時間の削減に向けて~
明電グループでは経営の重要課題の一つとして、時間外労働の削減・積極的な休暇取得を推進し、年間の総実労働時間の削減を進める「スマートワーク」を展開しています。「スマートワーク2020」ではコロナ禍の中でも従業員一人ひとりが新しい働き方を実践することで、平均残業時間・年間総実労働時間の目標値を達成することができました。
「働き方」自体の見直しと改善、休日出勤・平日の残業時間削減による、法遵守を前提とした働き方を実現します。
80時間/月超過者 | ゼロ達成 |
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平均残業時間 | 19時間/人・月 |
年間総実労働時間 | 1,800時間台/人 |