「サステナビリティ・リンク・ローン」契約を締結しました
株式会社明電舎(代表取締役 執行役員社長:三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)は、この度、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠/東京都千代田区)と「サステナビリティ・リンク・ローン」契約を締結しました。本ローンは、2020年に、明電舎が国内の電機業界で初めて取り組んだもので、本件は3件目の契約締結となります。
サステナビリティ・リンク・ローンは、事前に設定するサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下SPTs)の達成により、金利優遇などのメリットを得られる金融商品で、その実績と借入条件等とを連動させ、環境・社会面で持続可能な経済活動の成長を促進させるものです。2019年度より開始した、ESG/SDGs評価コミットメントライン・シンジケーションに本ローンが組み合わされたものとなります。
また、本ローンには、SPTs達成への動機付けとして、達成時に株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:谷崎 勝教/東京都品川区、以下日本総合研究所)より、明電グループのサステナビリティ経営の高度化への取組みの進捗を評価する意見書が発行される貸出条件が設定されており、当該意見書の発行に伴う費用は免除されます。
本ローンの契約により、自社の野心的なSPTsの設定と達成度合いの積極的な情報開示によって第三者の客観的な進捗確認と評価をもらうことで、より実効性のあるサステナビリティ経営の実行につなげていくことを企図しています。
明電グループは、「中期経営計画2024」の中で、2030年の明電グループのありたい姿を「地球・社会・人に対する誠実さと共創力で、新しい社会づくりに挑む」と定め、サステナビリティを軸とする経営を推進することを発表しております。
今後も、より豊かで住みよい未来社会の実現に貢献するため、新しい技術と新たな価値の創造に積極果敢にチャレンジしてまいります。
※本ローンは、ローンマーケットアソシエーション等が策定したサステナビリティ・リンク・ローン原則及び環境省が策定したグリーンローン及びSLLガイドライン2022年版との適合性及び設定したサステナビリティ目標の妥当性について、日本総合研究所より、セカンドオピニオンを取得しています。加えて、DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(代表取締役社長:前田 直樹)より、同様の旨の適合書簡を取得しています。
詳細は別添の意見書及び適合書簡をご参照ください。
日本総合研究所 意見書
<参考>
2022年度に実施するESG/SDGs評価に基づくコミットメントライン・シンジケーションにおいて、日本総合研究所の実施した「ESG/SDGs評価」にて、最上位評価の取得となりました。
2019年の契約開始以来、「ESG/SDGs評価」は4年連続の最上位評価の取得となります。
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎 コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100