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セラミック平膜ろ過設備がJWRC浄水用設備等認定を取得しました
2017年10月23日
明電舎のセラミック平膜ろ過設備が、公益財団法人水道技術研究センター(以下JWRC)の「浄水用設備等認定」を取得しました。
浄水用設備等認定とは、浄水施設に用いられる設備又は資機材についてJWRCが実施する技術認定で、膜ろ過設備を含む浄水用設備などに係る技術研究開発及びその普及促進に資することを目的としています。※1
認定を受けた設備で使用されているセラミック平膜は明電舎製で、高いろ過性能、省エネルギー、高耐久性、長寿命という特長があります。これまで国内では、主に下水・排水処理分野へ納入してきましたが、明電舎は、本件を機にセラミック平膜を国内公共上水道向け※2としても位置づけ、エンジニアリング会社等への単品販売やEPCでの案件取得を目指していきます。
【浄水処理向けとしてのセラミック平膜の特長】
- 1.高耐久性
高濁度原水、臭気対策としての粉末活性炭との適合性が高く、薬品や紫外線等による劣化が少なく安定した素材である。 - 2.レトロフィットによる設置コスト低減
浸漬型であるため、沈澱池等既存の水槽を有効活用して、膜ろ過設備へ転換可能。 - 3.ライフサイクルコストの優位性
沈澱池と浄水池の水位差を有効活用した無動力ろ過によりランニングコストを縮減できる。
なお、本件はオルガノ株式会社との共同認定となっています。
※1 益財団法人水道技術研究センターWEBサイトより
※2 浄水処理、洗浄排水の回収、RO膜法海水淡水化の前処理など上水に関する様々な固液分離に利用可能。
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本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎 総務部 広報課
電話 03-6420-8100