お知らせ

明電舎と明電アクアビジネスがISO 55001認証を取得しました

2018年11月15日

株式会社明電舎(取締役社長 三井田健/東京都品川区、以下明電舎)と100%子会社である明電アクアビジネス株式会社(代表取締役社長 関竜也/東京都品川区、以下明電アクア)は、2018年10月26日にアセットマネジメントシステムの国際規格である「ISO 55001」の認証を取得し、本日、登録証授与式が明電舎で行われました。登録範囲は水道施設に関する包括委託業務及び技術提案で、国内重電メーカーとして初の認証取得となります。認証機関は株式会社日本環境認証機構(代表取締役社長 立上和男/東京都港区、以下JACO)です。

今年9月には明電ファシリティサービス株式会社※が下水道施設に関する包括的委託業務及び技術提案を範囲として取得しており、今回の認証は明電グループとして2度目の取得となります。
認証取得の背景として、高度成長期以降に整備した社会インフラの急速な老朽化が懸念される中、上下水道分野においても施設の適切な維持管理・更新を行うためにアセットマネジメントへの取組みが進められていることが挙げられます。また、世界的にアセットマネジメント規格の普及が進み、ISO 55001の取得が入札参加条件となる可能性も想定されることから、今回の取得により受注機会の拡大が見込まれます。
今後も明電舎および明電アクアは、更なる社会インフラへの貢献及び事業拡大を目指していきます。

【ISO 55001について】
国際標準化機構(ISO)が発行する国際規格。上下水道、道路、橋梁、鉄道など社会インフラ分野で、資金、人材、情報などのマネジメントを含めて、計画的かつ効率的な施設管理を行い、所期の機能を継続的に発揮していくために必要な要求事項がまとめられている。

【明電舎 水インフラシステム事業について】
1922年に国内初の下水処理場へ電動機を導入し、その後、特高受変電・配電設備、発電設備、水質センサーや監視制御装置などの製品を半世紀以上にわたり納入してまいりました。近年では施設の維持管理やクラウドシステムを活用したサービス分野、IoT技術を駆使した水害監視サービスなど新たな取り組みも展開しています。今回のアセットマネジメントは、PPP(パブリックプライベートパートナーシップ)の事業分野にも寄与します。

【明電アクアビジネスについて】
明電舎の水インフラシステム事業部と一体となり、水道施設の運転および維持管理業務、管路施設管理業務、給水装置関連業務を担っています。

【登録内容】
<組織名称>
株式会社明電舎 水インフラシステム事業部
PPP事業推進部(技術推進課、業務統括課及び業務統括課 須賀川分室)
並びに
明電アクアビジネス株式会社 業務部 須賀川分室

<適用規格>
ISO 55001:2014(JIS Q 55001:2017)

<登録範囲>
水道施設に関する包括委託業務及び技術提案



左:明電アクア 取締役社長 関 竜也
中央:JACO 代表取締役社長 立上和男様
右:明電舎 水インフラシステム事業部長 岡本洋介

※上下水道施設、ビルや工場などの様々な施設の維持管理及びオペレーション、エネルギー管理、メンテナンスを主な事業としている。


本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  広報・IR部 広報課
電話 03-6420-8100