新型コロナウイルス感染拡大状況に関する社長メッセージ
株式会社明電舎 取締役社長 三井田 健は、本日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、明電グループ従業員に向けて以下のメッセージを述べました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に拡大・蔓延している現在、明電グループにおいても感染者が確認されております。罹患された方は現在入院して静養されています。一日も早い回復を心からお祈りしております。
新型コロナウイルス感染症の脅威が、我々の身近に迫っている現実を正に実感する中、国内外各拠点で従事されている明電グループの従業員、更にはご家族の皆さまが企業活動や外出・出入国の各種制限がある中、お客さまそして社会のために責務を果たされている姿に対し、私からまずは感謝の意と、激励の気持ちをお伝えさせていただきます。
海外現法各拠点の皆さんは、異国の地での大きな不安と戦いながらの日常であること、また今回この時期に海外への赴任や日本への帰任を予定されていた方々の多くは、まだ身動きがとれない状況であるご苦労は、察するに余りあるところです。
引き続き皆さんの「健康・安全確保」を最優先に、本社との連携を継続していただき、この難局を乗り切っていただけることをお願い致します。
一方、国内ですが、生産拠点においては現在、事業所構内への感染防止を目的に、各種の水際対策を推進していただいております。今のところ、皆さんのご努力のおかげにより、生産活動に大きな支障が生ずる事態に至っていないことをお伝えいたします。全国の営業拠点や事務部門においては、緊急事態宣言に基づき、特定警戒都道府県で従事・居住している皆さんに対し原則在宅勤務の措置をお願いしています。
これまで直接顔を合わせていた職場メンバーと遠隔でのやりとりになることや、普段とは異なる環境での業務になることで、やりにくさや不安を感じられている方も少なくないと思います。
こうした逆境の中ではありますが、ポータルや電子メール以外に電話やSkypeなどのツールをうまく活用していただき、「声と声」によるコミュニケーションも取ることで、是非とも「つながり力」を発揮していただきたいと思います。
また、プラント建設工事や保守サービス、維持管理業務などのフィールド従事者の皆さんは、このような緊急事態下においても現場で従事されているわけですが、インフラ設備を社会に届けている当社にとって、人々が日常生活に不安を覚える今だからこそ、我々に期待される役割は大きいものと認識しています。
ご苦労をおかけすることになってしまいますが、健康・安全を最優先に従事されるようお願い致します。
今、世界中で蔓延する感染症の影響により、非常に不透明な世の中になっています。
「Even the darkest night will end and the sun will rise.」
「どんな暗い夜も、いつかは明けて日が昇る。」
これはフランスの詩人・小説家、ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」の一説です。
人類は何度も疫病と戦い勝利してきました。必ず皆さんが思い切り活躍できる時が来ます。
我々が果たすべき「使命」と社会が明電グループに期待する「役割」を認識し、いま置かれている環境の下、我々一人ひとりができる範囲の中で、最大限頑張っていただくことを、この場を借りてお願い申し上げます。
2020年4月21日
明電舎 取締役社長 三井田 健
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎 広報・IR部 広報課
電話 03-6420-8100