海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組み
沼津事業所内の自動販売機でのペットボトル飲料販売を中止します
株式会社明電舎(取締役社長:三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)は、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組みとして、12月1日より沼津事業所内に設置している自動販売機でのペットボトル飲料の販売を中止いたします。
明電グループでは、プラスチック廃棄物による海洋汚染拡大による生態系、生活環境、漁業、観光等への悪影響が懸念されていることを背景に、プラスチック使用量やプラスチック廃棄物の削減に向けた取組みを推進しています。今回の新たな取組みにより、これまで沼津事業所内の自動販売機60台で販売していたペットボトル飲料を缶飲料へ切り替えることで、年間約50万本あったペットボトルの利用数をゼロにします。今後、他地区においてもプラスチックごみ削減のため、また資源循環への意識を高めるための取組みを進めてまいります。
ペットボトル販売中止周知・啓発ポスター
従来の自動販売機(左)と缶飲料のみの自動販売機(右)
中期経営計画2024 プラスチック関連目標
分野 | 目標 | 取組み項目 |
製品・包装材 | 製品、包装材等における3Rを考慮したライフサイクル設計や循環取組みの推進 | [製品] |
事業所廃棄物 | 生産活動におけるプラスチック廃棄物の3R推進 | ・プラスチック廃棄物再生の高度化推進 |
その他 | 生物多様性保全に資する海洋プラスチックごみ問題への取組みの実施 | ・海洋プラスチックごみ問題に関する啓発及び社会貢献活動 |
明電グループの取組み事例
取組み | 内容 |
環境教育の実施 | 2020年度、グループ従業員の意識改革を目的に、「海洋プラスチックごみ問題と明電グループの取組み」をテーマとしたe-ラーニングを活用した環境教育の実施。 |
構内売店におけるレジ袋撤廃 | 沼津および太田事業所の売店において2020年7月からレジ袋を撤廃。レジ袋に替わりエコバックを用意。 |
明電グループは、将来を見据えて循環型社会へのさらなる貢献を目指し、共創パートナーをはじめとするステークホルダーとの協働を視野に入れ、より進んだ資源循環のための取組みを検討していきます。
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎 コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100
沼津事業所内の自動販売機でのペットボトル飲料販売を中止します(PDF:774KB)