サステナビリティ

環境省「令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰」をダブル受賞しました

2022年12月21日

株式会社明電舎(代表取締役 執行役員社長:三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)と、その子会社である明電興産株式会社(取締役社長:大橋 延年/東京都品川区、以下明電興産)は、環境省が主催する「令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰」の先進導入・積極実践部門において、「明電興産新社屋にABW※1及び明電舎製マルチPCS※2を導入」の取組みにより、「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。また同時に、明電舎が単独で応募した「脱炭素社会に貢献!世界初SF6ガスを使用しないエコタンク形遮断器」の取組みが、同表彰の開発・製品化部門において、同じく「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。

「気候変動アクション環境大臣表彰」は、「気候変動の緩和」および「気候変動への適応」への取組みに関して、優れた功績のあった個人または団体に対して、環境省が表彰するものです。
今回の表彰において、同一企業グループによるダブル受賞は、明電グループのみとなっております。


(左)環境大臣政務官 衆議院議員 国定 勇人氏
(右)明電舎 代表取締役 執行役員社長 三井田 健




 【受賞内容紹介1】
■先進導入・積極実践部門(緩和・適応分野)
「明電興産新社屋に ABW 及び明電舎製マルチPCS を導入」
■活動概要
・明電興産の本社社屋の老朽化に伴い、ABWを取り入れた新社屋に建て替え。
自然採光を取り入れる開口窓の最適配置、照明のLED化等を実施し、大幅な省エネを実現。
・明電舎開発機のマルチPCSを導入、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池やEVへの充放電、
新社屋の自家消費電源として利用。
・建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」の最高ランクの認証と、経済産業省が定義する
「ZEB Ready」※3の認証を取得。
・明電グループであるエムウインズの風力発電所で発電したCO₂フリー電力を使用することで、
Scope1,2をゼロとし年間約49tのCO₂を削減。


明電興産新社屋

 【受賞内容紹介2】
■開発・製品化部門(緩和分野)
「脱炭素社会に貢献!世界初 SF6ガスを使用しないエコタンク形遮断器」
■活動概要
・SF6ガスを使用せず、小形軽量化・経済性を追及し、2020年には世界初(当社調べ)の145kV
クラスエコタンク形VCBを開発・販売。
・SF6ガスから高圧乾燥空気への代替や、非磁性体材料アルミタンクの採用による通電損失の大幅改善により、ガス遮断器と比べてライフサイクル全体のGHG排出量を約82%削減。


145kVタンク形真空遮断器

私たち明電グループはありたい企業の姿として「地球・社会・人に対する誠実さと共創力で、新しい社会づくりに挑む」を掲げ、サステナブルな経営に取り組んでいきます。

以 上

※1:Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)。
仕事内容に合わせて時間や場所を自由に選択できる働き方。

※2:Power Conditioning System(パワーコンディショナ)。
ソーラーパネルなどの発電電力を系統電力に変換する装置。

※3:再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から、50%以上の一次エネルギー消費量を削減した建築物のこと。

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100