経営・財務

2023年入社式挨拶

2023年04月03日

下記の内容は、株式会社明電舎で2023年4月3日に行われた入社式での社長挨拶の骨子です。

                          株式会社 明 電 舎
                          代表取締役 執行役員社長 三井田 健

皆さん、入社 誠におめでとうございます。皆さんを心より歓迎します。
明電舎はこの 3 年間、大きく経営環境が変化しました。これまでのビジネス、働き方、生
き方を大きく変えなければなりませんでした。さらに、昨年2月末に始まったロシアによる
ウクライナ侵攻も重なり、まさに世界は混沌としてきています。
社会がとても大きな転機を迎えるなか、ここにおられる皆さんは人生の新しい一歩を踏み
出しました。不安もあるでしょうが、明電グループは皆さんをしっかりと受け止めますので、
安心してください。
私から、これからの社会人生活で大切にしてほしいことを4点お伝えしたいと思います。

■「行動を変えていこう」
ブライアン・トレーシーの言葉を紹介します。
“皆さんの行動のほとんどすべて、少なくとも 95%はあなた自身の習慣によって決まっ
ている。朝起きてから夜寝るまで、習慣があなたの言動や周囲の人への反応をコントロール
しているのだ。人生で成功する人は「人生をよりよくする習慣」を身につけている。”
人は、習慣化されていない、新しいことを行う際には、脳にとても大きな負荷がかかると
されており、そのため、脳はエネルギーをセーブするべく、「いつもの慣れたことをやろう!」
と考える傾向にあると言われています。まずは、できることからということで、「朝の早起
き」を推奨します。自分で行動を変えるという意識を持ち、明日からでも実践していきまし
ょう。

■「過去の自分を超えていこう」
イギリスの探検家のラボックの言葉です。
“他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし去年の自分より、今年
の自分が優れていないのは立派な恥だ。”
これから 30 年、40 年と続く会社人生においては、皆さんが現時点で持っている能力より
も、個としての成長と、それによる「これからの」能力が大事なのです。失敗を恐れないで
ください。困難なものにむかう姿勢こそ大事であり、それが仕事の品性となり、皆さんの品
格になります。皆さんの「志」を達成するために、誰に対しても誠実であり、果敢に挑戦し、
結束して、より豊かな未来を拓いてください。

■「自分を信じる心」
「志」の実現を目指し、皆さんの人生を実りある豊かなものにしてください。
皆さんの人生が、より豊かなものになることを願っていますが、そのためにはトライする
ことです。自分自身が思っている以上に、できるのです。限界を作るのをやめましょう。結
果がでないことがあっても自分の可能性を信じてください。
「自分を信じる心」は、人生を前向きに進んでいく上で、もっとも大切なものです。

■「コミュニケーション」
このコロナ禍で一番苦労したことは、「コミュニケーションの取り方・タイミング」では
なかったかと思います。職場への配属後に、上司や同僚とのコミュニケーションをどうとる
か。もしかしたら、気軽にコミュニケーションを取ることが難しい場合もあるかもしれませ
ん。このような時、「受け身にならず、自分から動こうとすること」や「失敗や否定を恐れ
ず、思い切ってやってみようとすること」が、より重要になります。
そして、自分の考えを自分の言葉で説明できるようになりましょう。皆さん自身がなぜそ
う判断したのか、どう思い、どう考えたのかをきちんと話すことで、周囲からも信頼される
存在となるでしょう。

明電グループは、中期経営計画のもと、さらなる飛躍を目指して様々な施策に取り組んで
います。このような大事な時期に当社の一員となられた皆さんが大きく成長し、活躍される
ことを期待して、私からのお祝いの挨拶とさせていただきます。

以 上

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100