インド高速鉄道1号線(ムンバイ~アーメダバード間)向け 変電機器の大型受注
株式会社明電舎(代表取締役 執行役員社長:井上 晃夫/東京都品川区 以下明電舎)とインド現地法人であるMEIDEN T&D (INDIA) LIMITED(以下MTD)は、インドのラーセン・アンド・トゥーブロ社(Larsen&Toubro Ltd. 以下L&T社)より、インド高速鉄道1号線向けの変電機器を受注しました。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、インド高速鉄道公社(National High Speed Rail Corporation Limited)が計画するインド初となる高速鉄道合計7路線のうち、ムンバイからアーメダバード間508kmを結ぶ1号線の建設工事です。双日株式会社(東京都千代田区 以下双日)とL&T社の共同事業体が、変電・配電・架線システムの電力工事をパッケージで受注しており、明電舎とMTDは一部の変電機器の製作を請け負います。
受注の内容
1号線に建設される12か所の変電所を含む、全45ポスト向け変電機器を受注しました。明電舎が切替用開閉器と配電盤を、MTDがスコット変圧器と単巻変圧器を製作します。(受注金額は非開示)
切替用開閉器
スコット変圧器
明電舎とMTD※は、インド貨物専用公社が手掛けた「デリー~ムンバイ間貨物専用鉄道」においても、レワリ~バドダラ間のフェーズ1、バドダラ~ムンバイ間のフェーズ2に双日とL&T社の共同事業体を通じて、計287台の変圧器を納入しております。
明電グループは今後も、長年培ってきた海外電鉄事業の技術と経験を生かし、都市の抱える環境課題の解決や経済発展に寄与することで、鉄道が導く持続可能な社会の実現に貢献していきます。
以 上
※デリー~ムンバイ間貨物専用鉄道受注時(2016年、2017年)の社名は「プライム明電」
参考リリース
2017年1月11日
インド貨物専用鉄道向け変圧器192台を受注
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1242656_10499.html
2017年7月27日
双日-インドL&T共同事業体から貨物専用鉄道向け変圧器を受注しました
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1242689_10499.html
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎
コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100