サステナビリティ

キュービクル形ドライエア絶縁開閉装置(Eco C-GIS)を 「WIPO GREEN」に登録しました

2024年10月07日

株式会社明電舎(代表取締役 執行役員社長:井上 晃夫/東京都品川区、以下明電舎)は、国際連合の世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization)が運営する環境技術の国際的なプラットフォームである「WIPO GREEN」に、新たに「キュービクル形ドライエア絶縁開閉装置(Eco C-GIS)」(以下本製品)及び関連特許2件(特許第4693193号、特許第5408551号)を登録しました。(Wipogreen Database

明電舎は環境技術の活用と普及を促進する「WIPO GREEN」の趣旨に賛同し、2022年3月より、その活動を支援するパートナー企業として「WIPO GREEN」に参画しており、技術登録は、本製品が4例目となります。

「キュービクル形ドライエア絶縁開閉装置(Eco C-GIS)」

本製品の特長

1.CO2の約23,500倍の温室効果を持つSF6ガスの代わりに、ドライエア(乾燥空気)を絶縁媒体に採用することで地球温暖化防止に貢献します。

2.主回路部がドライエア中に密閉されているため、外部環境の影響を受けず、長期にわたり性能の維持が可能であるとともに、感電のリスクを低減します。

3.高い耐圧性能を有しており、ドライエア圧力が大気圧まで低下しても、系統電圧での絶縁性能を確保します。

4.保守点検を効率的に行うために、前面に監視面と操作機構を配置しました。また、オプションの診断装置により、常時監視が可能で、点検時間の短縮を実現します。

5.コンパクト機器の採用と最適配置技術による省スペース設計で、限られた用地の有効活用を実現します。また、ユニット化された構造により、様々な系統構成に柔軟に対応できます。

6. 環境配慮5項目(3R・LS)(※注)を考慮した設計により、お客様のエコ調達をサポートします。


明電舎は、WIPO GREENのパートナー企業として、今後も環境技術の開発と利用促進に努め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


(※注)環境配慮5項目
Reduce(省資源、省エネ、有害物質削減)、Reuse(素材、部品の再利用検討)、Recycle(再利用ができる材料の利用)、Long Use(長寿命部品の採用)、Separable(容易な分解処理・分別回収)

以 上

WIPO GREENへの登録技術一覧(2024年10月現在)

・エコタンク形真空遮断器(登録:2022年2月、特許:5件)
【WIPO GREENデータベース】Wipogreen Database
【製品紹介ページ】エコタンク形真空遮断器(乾燥空気絶縁) | 真空遮断器(VCB) | 明電舎 (meidensha.co.jp)

・水処理装置用セラミック平膜(登録:2022年12月、特許:4件)
【WIPO GREENデータベース】Wipogreen Database
【製品紹介ページ】セラミック平膜システム | 水処理製品 | 明電舎 (meidensha.co.jp)

・バッテリ試験用充放電装置(登録:2024年2月、特許:5件)
WIPO GREEN データベース 】Wipogreen Database

・キュービクル形ドライエア絶縁開閉装置(Eco C-GIS)(登録:2024年9月、特許:2件)
【WIPO GREENデータベース】Wipogreen Database
【製品紹介ページ】一般需要家様向けC-GIS | 特高開閉装置(GIS) | 明電舎 (meidensha.co.jp)

WIPO GREENに関する明電舎の取組み

環境コミュニケーションの推進 | 環境 | サステナビリティ | 明電舎 (disclosure.site)

参考リリース

2022年3月28日
明電舎は環境技術のプラットフォーム
「WIPO GREEN」にパートナー企業として参画しました
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1242933_10499.html

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  
コーポレートコミュニケーション推進部  広報・IR課
電話 03-6420-8100