お知らせ

労働災害撲滅と健康管理の促進へ
現場作業員向けに健康管理システムを導入

2024年12月25日

 株式会社明電舎(代表取締役 執行役員社長:井上 晃夫/東京都品川区、以下明電舎)のプラント建設本部は、施工現場で働く従業員を対象とした健康管理システム(以下本システム)を導入し、運用を開始しました。本システムは、加齢による身体能力の衰えに起因する労働災害の撲滅と従業員の健康管理促進を目指して、株式会社ジョーソンドキュメンツ(代表取締役:藤澤 広忠/香川県高松市)に開発を依頼しました。

明電舎プラント建設本部で導入した健康管理システム

導入の社会背景

 国内における生産年齢人口の減少を背景として、建設業就業者の高齢化および労働力の不足が懸念されています。そのような中、建設工事の現場では、身体能力の低下が一因と見られる高年齢層の転倒災害などが増加傾向にあり、防止策の立案が急務となっています。

健康管理システムの特徴

 四国学院大学社会学部 片山昭彦教授の監修のもと開発した本システムでは、自己評価ならびに体を動かす5種類のテストで「筋力」「柔軟性」「バランス力」「持久力」の4つの項目を評価し、独自の基準により「マッスル年齢」を算出します。測定結果をもとに現状の身体能力・体力を客観的に評価できるほか、管理者が測定者の「マッスル年齢」を確認し、現場における作業人員の適正配置に活用することができます。前回の測定結果との比較により、体の状態の変化などへの気付きを促す効果も期待できます。
 また、明電舎プラント建設本部の現場の知見から一部のテスト項目を採用しました。


 明電グループでは、今後も現場の安全衛生向上に向けて、様々な取り組みを積極的に推進してまいります。

以 上

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  
コーポレートコミュニケーション推進部  広報・IR課
電話 03-6420-8100