株式会社明電舎（代表取締役 執行役員社長：井上晃夫/東京都品川区、以下明電舎）は、産業用レイヤ２^※1スイッチングハブ「MEISWAY（メイスウェイ）SW910」（以下本製品）を開発しました。従来モデルとの互換性を保ちながら高信頼性と耐環境性を備えた堅牢な「ロバストスイッチ」^※２で、連続稼働寿命(10年)、広使用温度範囲(－20～＋55℃)に対応しています。

　工場やインフラなど多くのフィールドでDXが進む中、厳しい環境条件に対応できる高信頼性、耐環境性を備えたネットワーク機器のニーズは高まっています。明電舎ではこれまでもMEISWAY SWシリーズとして、電力･環境･交通･鉄道システムなどに使用される産業用スイッチングハブを長年にわたり製造販売しており、本製品は従来モデル「SW900」の後継機として開発しました。

①高信頼性
10年間連続稼働できる長寿命設計によりメンテナンスフリーに寄与
障害発生時、復旧･通知･記録を行う保全機能(RAS機能)を搭載、ダウンタイム短縮に貢献
　
②耐環境性
使用温度範囲－20＋55℃（冷却ファン・通風孔レス）にて連続稼働寿命10年を実現
（従来モデル：使用温度範囲0～55℃）

③高い運用性
入力電源はAC電源(AC100･220V)･DC電源(DC100･110V)を別タイプで用意
ギガビットイーサネットポートは26ポート(ツイストペア×24+光×2)搭載
（従来モデル：24ポート搭載）

④高い運用性
ネットワーク障害発生時、当社独自プロトコルにより500ms以内に復旧
(SW910によるリング接続にて高速迂回機能プロトコル適用時)

　
　明電舎は今後も本製品の拡充を通じて、お客様のDX推進や通信インフラの安定稼働に寄与するとともに、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。


※１：ISO（国際標準化機構）が定めた通信機能階層の一つで、ネットワーク機器間の通信において、MACアドレスの使用を規定している。
※２：「ロバストスイッチ」は、「止まることがない」、「情報が欠落することがない」、「情報が遅れることがない」という特性を備えたスイッチ製品という概念で、明電舎が提唱。　　　　　　　　　　　　　　　　　

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株式会社 明電舎  
コーポレートコミュニケーション推進部  広報・IR課
電話 03-6420-8100