共通基盤技術
当社コア製品の信頼を支える共通基盤技術についてご紹介します。共通基盤技術は解析・CAEで設計を支援する「解析センター」 、種々の分析技術を活用し品質向上不具合未然防止に貢献する「分析センター」、変電配電製品の性能確認試験を行う「大電力試験所」が担っています。それぞれの概略についてご紹介します。
CAEによる設計の妥当性検証、不具合の原因究明により製品品質向上に貢献
水車効率化やモータの熱設計、電子回路部品に使われるはんだの寿命解析など、明電舎の様々な製品分野をコンピュータシミュレーション技術(CAE技術)が支えています。計算サーバによる大規模かつ高速な解析で製品品質の向上に貢献します。
研究開発によるCAE技術の高度化、CAEの全社展開による製品品質の担保
種々機器分析を活用し、製品品質の向上及び不具合の未然防止に貢献
製品に使用する材料・部品の品質評価・信頼性試験を実施。製品不具合の原因究明・対策を分析技術で支援
パワエレ製品に適用する半導体デバイスを評価する技術
詳細な分析・評価で高い品質と信頼性を提供
製品に使われる半導体デバイスの内部構造や特性を、非破壊検査と物理分析を組み合わせて評価・分析。デバイスの種類、規格に応じた最適な評価方法で製品の信頼性を確保します。
- 創意工夫による独自の評価・分析技術で購入半導体部品の信頼性を確保
- デバイスの種類に応じて規格に準じた最適な評価方法を構築
- 非破壊検査や物理分析を組み合わせた詳細評価
短絡等の系統事故発生を模擬し、仕様通り機能するかを確認
ISO17025認定取得(試験証明書発行が可能)
主要試験
短絡(事故)電流の遮断性能/耐電流性能、閃絡時の内部状況把握、安全教育 等
対象機器
開閉装置、遮断器、避雷器、変圧器