昭和63年3月13日に開通した青函トンネル。全長53.85km、最深部は海面下240mにも達する。
新函館北斗駅。自然のぬくもりを活かした新駅舎には、地元のお土産が揃うアンテナショップ、観光案内スペースができる予定。
作業用の細いトンネルから、新幹線の通る青函トンネル本線へ。線路上では、細心の注意を払いながら、トンネル内の変電所へ向かう。
本線から脇へと延びる作業坑に設置された変電設備。車窓からは見えにくい場所にも、列車の安全運行を支えるための技術が光っている。
日中・深夜共に、在来線や貨物列車の運行があるため、比較的運行本数の少なくなる真夜中に、巨大な変圧器を搬入していく。
新幹線に電力を供給する新函館変電所(写真左)には204kVの超高圧に耐えられる世界初の真空遮断器(写真右)がある。
北海道南部の都市とはいえ、年間では平均3メートル以上の雪が降る函館。変圧器(写真左)にも積雪対策の屋根(写真右)が付いている。
各変電所の制御設備(写真左)と、各変電所を監視する司令室(写真右)。使いやすいインターフェースでも新幹線の安全を守っている。
世界三大夜景として有名な函館山からの夜景はもちろんのこと、北海道新幹線は、街の人々をさらに活気づけ、昼の街も輝かせていく。