保守・メンテナンス発電設備のメンテナンス
当社は、自家用発電設備及び発電制御システムなどの技術に精通した技術者が、メーカー基準による定期点検、または部品交換、修理・改造及び更新を行います。また、メンテナンスのプロ集団として、お客様の設備環境に適応したコンサルティングのご提案をいたします。 カスタマーセンターの24時間電話サポートにより、事後保全を通してお客様へ信頼を提供いたします。
特長
- 設備及び機器を熟知したメーカ技術者が、適切な点検周期、部品の交換時期を策定し、蓄積したデータを基に予防保全に取組みます。
- お客様に設備を安心してご使用していただくために、技術員が出向き、質の高い保守を約束いたします。
- 消防設備等に適応する非常用電源である発電設備は、消防法や建築基準法などの様々な規制があります。当社は資格を有する専門技術者が点検をします。
- お客様のBCP(事業継続計画)のお手伝いをいたします。
不具合事例
- 発電設備を「6か月点検や1年点検」の法定点検だけで終わらせていませんか?
- 5年以上点検や整備していない設備はありませんか?
放置しておくと、「施設が停電したのに非常用発電設備が動かない!」 「動いたけど数分で停止してしまった!」このようなことが、起きてしまうかもしれません。
自然災害や設備の事故によって停電が起きた場合、非常用発電設備は確実に電気を送らなければなりません。
人々が安全かつ速やかに避難できるように、重要な使命を持っています。
不具合の原因を紹介します。
冷却水槽内壁にできた大量の錆
点検時にオイルキャップを取り外すと錆が付着しています
分解してみるとエンジン機構部に大量に錆が付着しています
保守・点検サービス
当社では事故や不具合を未然に防止するため、下記の点検周期を基に、お客様のご要望や設備の状態を考慮した保守点検サービスをご提案させていただきます。
点検周期
- 1.消防法による発電設備点検
- 2.ディーゼルエンジン
- 3.ガスタービンエンジン
- 4.水力発電設備電気部品精密点検(5年~10年毎)
- 5.燃料小出槽、減圧水槽、地下水槽等の付帯設備点検(1年に1回)
- 6.地下タンク、排気消音器等の付帯設備(10年経過時)
① 機器点検(6か月に1回)
② 総合点検(1年に1回)
③ 負荷運転(30%以上の模擬負荷:1年又は6年)★1
④ 予防的な保全策(製造者の推奨交換時期に準じる部品交換作業)
★1:点検において④予防的な保全策が実施されている場合、
次回の負荷運転実施日を6年に延長することができます。
① 2年毎点検
② 4年毎点検
③ 8年毎点検(分解整備)
① 3年整備
② 6年整備
③ 12年整備
④ 18年整備(エンジン交換)
ガスタービンオーバーホール
ディーゼルエンジンオーバーホール
電気品精密点検
設備診断
外観に問題がなくても、設備の内部に異常が発生していることがあります。
診断用ツールを使用して、内部の見えない箇所の診断を実施しています。
ファイバースコープ
カットモデルGTG
ガスタービン内部
始動用空配管
設備更新
長期間のご使用により、性能が劣化した機器や老朽化による不具合や設備トラブルに対応して、設備の更新を実施しております。
ガスタービン排気ダクト更新
AVR更新
製造中止となった製品を後継機種製品へ更新、または予防保全として新しい部品を使用して、既設盤と同等の機能をもった制御盤に更新できます。
AVRは用途に応じ、様々な種類があります。
UFTH形
FVM形
NAVR形
06D形
サポート情報
明電グループのメンテナンスサービス・拠点についての詳細はこちらでご覧ください。
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