安全への取り組み社内安全体感教育
当社工事部門は、独自の体感装置を用いた「体感」安全教育行っています。安全教育は社内にとどまらず、現場に携わるすべての関係者に指示・指導しています。これら取り組みを通じて、『安全は全てに最優先する』、『健康はなにものにも代え難い財産である』ことを肝に命じ、現場全体の安全衛生管理レベルの向上に努めています。また、国内に限らず海外での安全教育にも力をいれています。
特長
- 「体感」による安全教育を推奨・実施しています。
- コンテナに主要な安全体感装置を積載して全国の現場に出張教育いたします。
- 国内に限らず海外での安全教育も実施しています。
VR(仮想現実)体感
疑似体感が難しい「墜落」「転落」「火傷」「交通事故」等の災害をVR技術の活用によりリアル体感する装置を開発・製作しました。
「転落災害」 作業台上からの転落を再現
「火傷災害」 電線管切断時の火花飛散を再現
「交通事故」 交通事故を再現(NEW)
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墜落災害体感状況 |
火傷災害体感状況 |
VR体感イメージ |
交通事故VRイメージ(NEW)
安全体感教育
感電体感
安全体感教育の一つであり、最も重要な体感である「感電体感」の装置はすべての作業員に感電を体感させ、理屈とは違い深く記憶に止まらせることを目的とし、独自の装置を開発・製作しました。
三相短絡体感
これまで、三相短絡体感は装置の規模・費用の面から教育は非常に困難でしたが、現場からの強い要望により、当社では年1回程度実施しております。
当社沼津事業所の大電力試験所において、短絡発電装置を使用し大規模な実験・体感を行っています。この体感は電気を取り扱う物として、大変深く印象に残ります。
安全体感車輌「コンテナ」
当社では毎年、安全基本方針説明会や現場代理人教育等で安全体感装置の紹介をしているが、一部の人間への周知に留まっていました。しかし、現場最前線で作業されている作業員すべの方に安全体感を実感していただくことが最も重要だと我々は考えております。そこで、安全体感車輌「コンテナ」を製作・導入することで、集合教育が困難な作業現場には、こちらから出向いて教育を行います。今後は全国の作業現場に出向き各種安全教育を展開する予定です。
主な安全体感装置は以下のとおり。
ASEAN安全研修
ASEAN現法スタッフの安全に対する意識の高揚を目的として、日本と同様の安全活動を現場管理に導入し、グループ会社として意識の統一化並びに安全水準の平準化を目的に実施しました。
シンガポールでの取り組み
明電舎の現地法人があるシンガポールは国として、いち早くOHSASを導入し、安全活動が活発であるが、ASEAN周辺諸国は各国の基準で活動しています。我々は国による基準・規定を順守しながらも、企業として国内外問わずに安全意識の統一を図ることを実施しています。
- 国内における「KYK」の手法及びシンガポールにおけ「OHSAS」の展開
- 体感教育を実施することによる安全活動の意義の習得
- 座学・体感教育を実施することにより、安全に対する意識の改善
座学教育風景
感電体感教育
吊り感教育風景
焼損体感教育