水質計測器汚泥容量指標自動測定装置(SVI計)
活性汚泥法を用いた下水処理場の汚泥混合液の汚泥容量(SVt、SV30)、汚泥濃度(MLSS)、汚泥容量指標(SVI)を自動測定します。
製品特長
最終沈殿池における固液分離の良否判定をするため、汚泥の沈降性の指標としてSV30だけでなく、汚泥の凝集沈降性を示すSVIが必要です。また、SVI測定により、余剰汚泥量、返送汚泥量の最適制御が可能となります。現状、このSVIはビーカー試験法により測定され、時間と手間を要します。本装置は光学式検出器を採用し、洗浄装置を備えているため、SV、MLSS、SVIを短時間で自動連続測定可能で保守がほとんど不要です。
- 出力信号を遠隔で受信できるので、汚泥の状態(沈降特性、SVt値、SV30、MLSS、SVI等)を任意の場所で把握できます。
- サンプリングはエアリフトポンプを用いており、汚泥のフロックを破壊することがほとんどありません。
- 大口径の測定管を用いており、壁面効果などに左右されない沈降特性が得られます。
- 測定管内壁の汚れ防止として洗浄機構を備えており、無保守の状態で長期間の自動測定ができます。
仕様一覧
項目 | SVI計 | |||
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形式 | SVI-401 | |||
測定対象 | SV | MLSS | SVI | |
活性汚泥法を用いた下水処理場の汚泥混合液の汚泥容量(SVt、SV30) | 汚泥濃度(MLSS) | 汚泥容量指標(SVI) | ||
測定方式 | 透過光による界面追従方式 | 散乱光比較方式 | SV30, MLSSによる演算 | |
測定範囲 | 0~90% (指示0~100%) |
500~5000mg/L (指示0~5000mg/L) |
0~250mL/g、0~500mL/gのうちいづれか1つ | |
測定精度 | 繰り返し性 | ±0.5% | ±5%(校正後F.S.) | ±1% |
出力信号 | DC4~20mA (最大負荷抵抗 500Ω) (但し、MLSS、SVIはホールド出力) MLSSは0~5000mg/Lで DC4~20mA |
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周囲環境条件 | 気温 | -5~50℃ (但し凍結しないこと) | ||
電源 | AC100V 50/60Hz 1.5kVA 単相 | |||
測定回路構成 | 半導体、ICによる無接点方式 | |||
サイクルタイム | 1サイクル50分 (但しSV 30 測定の場合) | |||
サンプリング | エアリフトポンプによる自動サンプリング方式 | |||
サンプリング ポンプ |
方式 | 気泡ポンプ | ||
空気 | ベーンポンプ KRX-1形 125/145 L/min 0.05 MPa AC100V単相 50/60Hz 0.5kW |
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台数 | 1台 | |||
洗浄方法 | 測定管内ブラシ上下動による自動洗浄 | |||
外形寸法 | W 1000 x H 1800 x D 1000 mm | |||
質量 | 約750kg |
- ※SVのみの計測、及び外部からMLSSを入力してSVIを演算、出力するものも製作致します。
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