汚泥濃度分布計

水質計測器汚泥濃度分布計(SCD計)

凝集沈殿池・最終沈殿池などの固液分離槽・濃縮槽などにおける汚泥濃度及び濃度分布、汚泥の堆積量等を測定します。

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製品特長

水処理において凝集沈殿池・最終沈殿池の固液分離槽・濃縮槽における汚泥の濃度及び濃度分布、そして汚泥の堆積量等を知ることは、処理プロセスの運転管理の最適化に必要です。本装置は、それらの管理指標を得るためのもので、界面測定及び深さ方向に対する汚泥濃度分布測定の選択ができます。

  • 汚泥量を一定範囲に保つための汚泥引抜量の管理が容易です。
  • 汚泥界面を常時追従するので、汚泥界面の変動を把握できます。(界面追従機能)
  • 固液分離槽、濃縮槽などにおける汚泥の濃度、深さ方向に対する濃度分布が把握できるので、汚泥の管理が容易です。(濃度分布測定機能)
  • 検出方向が一方向のため、ヒステリシスが少ない。(超音波式)
  • マイクロコンピュータを搭載し、操作性が容易です。
  • メンテナンスが容易です。

仕様一覧

項目 SCD計
形式 SCD-203
測定対象 汚泥濃度分布、汚泥界面
測定方式 超音波減衰法
濃度測定範囲 0.5~10%標準
濃度指示範囲 0~3,0~5,0~10%

濃度出力 

DC4~20mA (最大負荷抵抗 500Ω)

電源 AC100V±10% 50/60Hz 1φ500VA以下
質量 150kg
レベル測定範囲 0~5m、0~10m選択
レベル指示範囲 0~5m、0~10m選択

レベル出力 

DC4~20mA (最大負荷抵抗 500Ω)

レベル出力精度 ±0.5%F.S.
レベル更新間隔 0.5~12分


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